内分泌内科(甲状腺・糖尿病)

内分泌内科(甲状腺・糖尿病)

外来のご案内

  • 予約不要
  • 紹介状不要
  • 特別費用(外来定額負担)なし

紹介状をお持ちいただくと、これまでの治療経過がスムーズに共有できます。

太田駅からのアクセス

住所〒373-0033 群馬県太田市西本町3-8
電車東武伊勢崎線「太田駅」より 徒歩15分・タクシー5分
バスそよかぜ号「本島病院前」下車
お車北関東自動車道 太田桐生I.C.より13分

外来診療担当表

令和8年4月1日~

時間帯
午前川田有村有村・片桐川田川田有村(第2.3.5)
午後川田(全日)

全科の外来担当表を見る

内分泌内科とは

本島総合病院 内分泌内科(東武伊勢崎線 太田駅から徒歩15分)では、糖尿病・高脂質異常症・甲状腺疾患などの診断と治療を行っております。対象とする疾患は、糖尿病、下垂体疾患、甲状腺疾患(バセドウ病など)、高脂質異常症、副甲状腺疾患、副腎疾患などです。糖尿病教育入院などにも対応しています。

「糖尿病かもしれない」「健診で血糖値・HbA1cの異常を指摘された」という方に、診断から食事・運動・薬物療法、糖尿病教育入院、合併症の管理までを一貫して行います。総合病院として、眼科・腎臓・循環器など他の診療科と連携した合併症への対応ができることが特長です。

こんな症状はございませんか?

  • のどが渇いて水をよく飲むようになった
  • 尿の回数や量が増えた
  • 食事をとっているのに体重が減ってきた
  • 疲れやすくなった
  • 健康診断で血糖値・HbA1c・コレステロール・中性脂肪の異常を指摘された
  • 動悸がする、脈が速い・不規則に感じる
  • 暑がりになった、汗をかきやすい、手指が震える
  • イライラする、落ち着かない
  • のどぼとけの下(甲状腺)が腫れている、首の前が太く感じる
  • 目がとび出てきた、まぶたが完全に閉じない
  • 寒がりになった、むくみがある、体重が増えた
  • 無気力・記憶力の低下・動作が遅い
  • 便秘や皮膚の乾燥が続く
  • 強い倦怠感・脱力感・筋力低下が続く
  • 立ちくらみがある
  • 食欲がない、吐き気・下痢が続く、低血圧
  • 皮膚(肘・膝・口の中など)に色素沈着がみられる
  • 手足や口のまわりがしびれる
  • 手指がこわばる・けいれんする

など

症状がなく糖尿病になっていることに気がついていない方も多くいます。糖尿病では、かなり血糖値が高くなければ症状が現れません。高血糖における症状は、喉が渇く、水をよく飲む、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすくなる、などです。さらに血糖値が高くなると、意識障害に至ることもあります。

血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症といいます。脂質の異常には、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の血中濃度の異常があります。これらはいずれも、動脈硬化の促進と関連します。

代謝をつかさどる甲状腺ホルモンや、交感神経系のカテコールアミンが過剰になるため、典型的には、動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきなどの症状がおきます。その他、疲れやすい、軟便・下痢、筋力低下、精神的なイライラや落ち着きのなさが生じることもあります。女性では生理が止まることがあります。甲状腺は全体的に大きく腫れてきます(甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあります)。目がとび出たり目が完全に閉じないなど眼の症状が出ることもあります。

甲状腺が腫れてきて、くびの圧迫感や違和感が生じることがあります。甲状腺機能低下症になると、全身の代謝が低下することによって、無気力、疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。女性では月経過多になることがあります。うつ病や認知症と間違われることもあります。

低カルシウム血症の症状として、しびれ感、テタニー(手指の不随意な筋収縮)、けいれん(すべての形)、喉頭けいれん・気管支けいれん、歯牙発育障害などがあります。カルシウムの不足により神経や筋肉の興奮がおこり、テタニー発作というこの病気に典型的な症状が現れます。テタニー発作とは、上述したように手足の指の不随意な収縮のことで、両手指がこわばったり、顔が引きつったり、全身がしびれたりといった”てんかんの発作”に似た状態が見られるのが特徴です。また、情緒不安定になったり、いらいらしたりといった精神面での異常が見られることもあります。

全身倦怠感
易疲労性
食欲不振
④意識消失(低血糖や低ナトリウム血症による)
低血圧

耐寒性の低下
②不活発
皮膚乾燥
④徐脈
⑤脱毛
⑥発育障害

内分泌(甲状腺・糖尿病)内科で対応している疾患

  • 糖尿病
  • 高脂質異常症
  • 甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病 など)
  • 下垂体疾患
  • 副甲状腺疾患
  • 副腎疾患

など

糖尿病とは(1型・2型)

糖尿病は、血糖値(血液中のブドウ糖の量)を調整するホルモン「インスリン」の働きが十分でないために、血糖値が高い状態が続く病気です。

初期は自覚症状が乏しく、健康診断での血糖値・HbA1cの異常で初めて気づかれることも少なくありません。血糖値が高い状態を放置すると、神経・目・腎臓のほか、心臓や血管(動脈硬化)にも合併症が起こることがあるため、早めの受診と継続的な血糖コントロールが大切です。

糖尿病は大きく「1型糖尿病」と「2型糖尿病」に分けられ、成因や治療の進め方が異なります。当院では、いずれのタイプにも対応し、患者さん一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせた治療を行います。

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

1型糖尿病では、膵臓からインスリンがほとんど出なくなる(インスリン分泌低下)ことにより血糖値が高くなります。

2型糖尿病では、インスリンが出にくくなったり(インスリン分泌低下)、インスリンが効きにくくなったり(インスリン抵抗性)することによって血糖値が高くなります。

糖尿病の三大合併症(神経障害・網膜症・腎症)

血糖値の高い状態が続くと、細い血管が傷つき、神経・目・腎臓に合併症が起こることがあります。早く見つけて対策することが大切です。

当院では、定期的な検査と他科との連携により、合併症の予防・早期発見・進行の抑制に取り組んでいます。

  • 糖尿病神経障害:足のしびれや感覚の低下などが起こります。当院の糖尿病フットケア外来で足のトラブルの重症化予防に取り組みます。
  • 糖尿病網膜症:目の網膜の血管が傷つき、進行すると視力に影響します。眼科と連携して定期的な眼底の確認を行います。
  • 糖尿病腎症:腎臓に障害が起こり、進行すると腎臓の働きが低下します。進行した場合は当院の人工透析にも対応しています。

糖尿病に特有な合併症として、細い血管が傷つけられて生じる細小血管症があります。糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症などがあります。

「しんけい」、「め」、「じんぞう」の頭文字をとって、「しめじ」と覚えます。

検査・治療

糖尿病の検査・治療

糖尿病の診断と血糖コントロールの評価には、血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の測定が基本となります。

主な検査

  • 血糖検査・HbA1c検査
  • 75g経口ブドウ糖負荷試験
  • 動脈硬化検査(ABI・PWV)

過去1、2か月分の血糖値のあらましを反映します。ヘモグロビンは、赤血球の中にあり、血液中の酸素を運搬する役目を担っています。

糖尿病の治療は、血糖値を良好に保ち、糖尿病のない方と同じ健康寿命を保つことを目的とします。食事・運動を基本に、必要に応じて飲み薬やインスリンによる薬物療法を組み合わせます。

主な治療

  • 糖尿病教育入院(東5階病棟)
  • 糖尿病フットケア外来
  • 薬物療法

血糖値をマネジメントするには、まず食事、運動が大切です。そして薬による治療があります。

糖尿病の合併症をおこさない、または悪くさせないためには、HbA1cを7%未満にしておくのがいいと言われています。

糖尿病教育入院について

糖尿病教育入院では、入院していただきながら、食事・運動・薬の使い方を学び、合併症の検査もまとめて行います。

退院後もご自宅で血糖コントロールを続けられるよう支援します。

ベッド数60床で、外科・消化器外科、血液内科、内分泌内科の混合病棟です。月曜日と火曜日、土曜日に手術を行っており、周術期の患者様から悪性腫瘍の化学療法、クリーンルームを使用した専門的治療、糖尿病の教育入院など様々な患者様のQOLの向上と早期退院を目指し、患者様1人1人に寄り添った看護の提供を行っています。

糖尿病フットケア外来について

糖尿病による足のトラブルは年々増えています。当院の糖尿病フットケア外来では、フットケア指導士が足の状況・生活状況・セルフケア状況・全身状態の4つの視点からアセスメントを行い、患者様お一人おひとりに適したフットケアの方法を考え、継続して実践できるよう支援します。足のトラブルに早期に介入することで重症化を防ぎ、ご自身の足に関心を持って日常生活を過ごしていただくことを目的としています。

フットケア外来では、糖尿病患者様の足のトラブルに早期に介入し、重症化予防を目的としています。足の状況、生活状況、セルフケア状況、全身状態の4つの視点からアセスメントし、患者自身が行えるケアの提供や予防的な視点で介入し支援しています。自分の足に対して、興味を持って頂き、足のトラブルの悪化や合併症を起こすことなく日常生活を過ごしていけるよう、支援しています。

甲状腺・内分泌の検査

  • 甲状腺機能検査
  • 尿検査(尿中物質の定性・定量、沈渣)
  • 生化学検査(血中物質の測定)
  • 超音波検査

一般検査:検尿(尿中物質の定性・定量、沈渣)・便(潜血反応、虫卵検査)
血液検査:血球数算定・血液型判定・凝固因子測定・骨髄検査
生理検査:心電図・負荷心電図・ホルダー心電図・肺機能・脳波・眼底写真・眼圧測定・聴力検査・超音波検査動脈硬化検査(ABI・PWV)
生化学検査:肝・膵・腎機能などの血中物質を測定
免疫血清検査:腫瘍マーカー・肝炎検査・甲状腺機能検査

多科連携による合併症への対応

糖尿病は全身に影響する病気です。当院は総合病院として、目の合併症は眼科、腎臓の合併症は人工透析、心臓・血管の合併症は循環器内科と、院内の各診療科が連携して診療にあたります。

一つの病院で合併症の検査・治療まで継続して受けられることが、当院の強みです。

よくあるご質問

Q. 予約なし・紹介状なしでも受診できますか?

A. はい。内分泌内科(糖尿病・甲状腺)は予約不要・紹介状不要で受診いただけます。総合病院ですが外来定額負担(特別費用)もかかりません。これまでの治療経過がある方は、紹介状をお持ちいただくと診療がスムーズです。

Q. 糖尿病で「クリニック」を探していますが、総合病院との違いはありますか?

A. 当院はクリニックのように予約なしで通っていただける一方、総合病院ならではの強みがあります。目の合併症は眼科、腎臓の合併症は人工透析、心臓・血管の合併症は循環器内科と、糖尿病の合併症を院内の各診療科で継続して診られます。血糖コントロールが乱れたときの教育入院にも同じ院内で対応できます。

Q. 血糖値やHbA1cの検査は院内でできますか?

A. はい。院内の検査科で血糖検査・HbA1c検査のほか、75g経口ブドウ糖負荷試験、動脈硬化検査(ABI・PWV)などに対応しています。

Q. 糖尿病の「教育入院」とはどのようなものですか?

A. 入院しながら食事・運動・薬の使い方を学び、合併症の検査もまとめて行うプログラムです。退院後もご自宅で血糖コントロールを続けられるよう支援します。

Q. 足のしびれやタコ・傷など、足のトラブルが心配です。

A. 糖尿病フットケア外来で、フットケア指導士が足の状態を評価し、重症化予防のためのケアを継続して支援します。

Q. 太田駅から通えますか?

A. 東武伊勢崎線「太田駅」から徒歩15分・タクシー5分です。お車では北関東自動車道 太田桐生I.C.より13分、バスは「そよかぜ号」本島病院前下車です。

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